黄疸が目に出る場合、
黒目ではなく白目の部分に症状が現れます。
鏡で見ても毎日のことなので、
気のせいに感じてしまうこともあるため、
誰かから指摘されたら気をつけた方がいいでしょう。
少しづつ変化していくと分からなくても、
久しぶりに会った人は以前との違い、
あるいは他の人との違いに敏感に気づく場合があります。
また、目に異変があるように感じても、
それをズケズケ指摘する人ばかりではありません。
口にするべきか迷って、
そのまま胸にしまっていく人も当然います。
ということは、誰かが黄疸の可能性を指摘したら、
その背景には他にも同じことを思った人が
存在する可能性があるのです。
もちろん、たまたまある人が思い違いをしただけかもしれません。
しかし、黄疸の原因は様々で、
中には肝臓がんを始めとする重篤な病気もあります。
こうした場合には、発見が遅れること自体が大きなリスクです。
そう考えれば、
目が黄色くなっているような気がするのなら、
早めに病院に行って受信しておいた方がいいでしょう。
体にだるさを感じるとか、
そういった症状を併発している場合も同様です。
あくまで原因次第ではありますが、
黄疸が現れるぐらいの状態にまで進行している癌なら、
発熱や倦怠感、転移による他の部分の痛み等、、
様々な症状が現れることがあります。
他にも、結石が胆道をふさいでいるような場合には、
早めに治療をしないと感染症になったり、
合併症を引き起こすこともあります。
いきなり大きな病院に行くのは大変でも、
まずは近くの診療所で診察してもらうとか、
かかりつけ医に相談するのも一つの手です。
専門家による視診の方が、
自分で鏡を見て判断するよりは正確ですので。
もちろん目で見るだけでは限界があるため、
必要に応じて画像診断等の検査を行うことになります。
この場合も個人でどうにかなるものではないので、
黄疸が目に表れているような気がした場合には、
手遅れにならないうちに診察を受けておいてください。
その判断があなたの命を救う場合もあれば、
治療期間を短縮できる場合もあります。